自分スタイルの見つけ方
パリブランド soeur の本社オフィスはルーブル美術館の向かいという贅沢なロケーション、
自社ショップはファッションの情報源、マレ地区やサンジェルマン地区 、
ファッションヴィクテム(オシャレマニア)を刺激する界隈に構えています。
良質なものをサラッと着こなす、スノッブでシックなフレンチブランド、
パリの流行を教えてくれるブランドと言っても過言ではありません。
一方のパリブランド emile et ida は以前の1区から古き良きパリの様子を楽しめるオールドパリ、
モンマルトルの丘で知られる18区や凱旋門の裏手の17区にショップを移し、
かつてのパリを懐古したくなる、ノスタルジックなフレンチブランドとして人気を得ています。

パリには世界中を魅了するラグジュアリーブランド、
パリコレで毎シーズン発表をするハイブランド、流行を牽引するデザイナーズブランド、
これから注目される気鋭の新人デザイナー、アパレルブランドやファストファッション、
ヴィンテージ、古着、セカンドクローズ、お金と時間さえあれば、
なんでも手に入れられるファッションのカオスなのです。
こんなにファッションで溢れていたら、洋服選びにくたびれてしまう。
膨大なファッションで溢れた街に生まれたパリジェンヌ、パリジャンたち。
自分らしさを確立している人達が多いのは、そんな街所以だと思います。
パリの街へ行くと、さまざまなファッションを楽しむパリジェンヌを見かけることができる。
それも、地区によってスタイルが変化する。
soeur のあるマレ地区やサンジェルマン界隈は、ファッション好きのインフルエンサーが
emile et ida がある18区界隈は、アメリみたいなヴィンテージな雰囲気の子が多い。
はて、自分はどのスタイルでしょうか?
かつて、ココシャネルが 「流行は変化していくもの、でもスタイルは永遠」と言ってます。
流行を追ってばかりでは、くたびれるし、お金もかかる。
自分のスタイルさえ知れば、永遠に着続けられるので、無駄な買い物はしないで済む。
自分を見つめる良いチャンスと思って、いま一度見つめ直すのもいいかもしれない。
10年後、20年後の自分が楽しみになれるよう、好きなスタイルを探してみてはいかがですか?
心に響くのは、soeur?それともemile et ida ? そこだけでも、気づきがあるはずです。
2025-04-12 17:22